拝啓、あなた様
痴漢防止ハンコをシャチハタさんが開発した、というニュースを見たとき、思いました。
あれ?
伊坂さんの小説に、似たようなことがあったよね。
確か、指に朱肉をつけて、痴漢の冤罪を晴らしたという場面があったはず。
どの作品だったっけ?
痴漢とハンコと言えば「ゴールデンスランバー 」を思い出します。
「痴漢は死ね」という言葉と、「たいへんよくできました」というハンコ。
ただし、これは、痴漢防止にハンコが役立つ話ではないし。
うーん、朱肉で痴漢冤罪を晴らす話は、何だったかなあ。
数日間、悩んでおりました。
そうだ、そうだ、伊坂さんの「モダンタイムス 」にもあるじゃないの。
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人は知らないものにぶつかった時、まず何をするか。
「検索するんだよ」
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さあ、ネットで検索してみましょ。
おーっ!さすが、ネットですねえ。出てきました。
うん、うん、思い出しました。
「陽気なギャングは三つ数えろ 」です。
ああ、すっきりしました。
ハンコと朱肉の使い方には、少し違いがあるようです。
痴漢防止にはハンコを。
痴漢の冤罪防止には朱肉を。
かしこ
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