拝啓、あなた様
ずいぶんと前のことになりますが。
以前にパート勤めしていた会社の先輩と、ばったり出会ったことがありました。
わたしは、すでにその会社を退職をして数年が経っていたのですが、当時、その方は社員さんとして勤務されていたので、そのままずっとその会社でお仕事をされていると思っていました。
ところが、「皆さん、お変わりないですか?」と訊ねると、「わたしは転職したのよ」との答えが返ってきたのです。
「あら、そうだったのですか。今は、どんなお仕事をされているのですか?」
「社労士事務所で働いているの」
「難しそうなお仕事ですね」
「とにかく、給与計算、給与計算、給与計算の毎日よ」
と笑いながらおっしゃっていました。
先日、本屋さんで、「ひよっこ社労士のヒナコ 」を見かけたとき、その時のことを思い出し、この本を読んでみたくなりました。
ホントに、毎日、給与計算をしているのかしら?
いえいえ、この本では、そんな毎日ではありませんでした。
おそらく、あの先輩は、わたしと出会った日の前後は、給与計算業務で忙しかったのでしょうね。
お仕事小説は、結構好きなジャンルです。
次は、どんな本を読もうかしら。
かしこ
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