拝啓、あなた様
職場で信頼される人って、どういう人なのかしら、という話になりました。
わたしは、そのとき、伊坂幸太郎さんの「死神の浮力」に出てくる言葉を思い出しました。
僕のために面倒な仕事でも真面目に取り組んでくれた人がいるとね、 敬意を払ってくれているんじゃないか、と思って
(「死神の浮力」より)
仕事って、結構、面倒なことが多いです。
信頼される人って、その面倒な仕事を、愚痴も言わずこなしてくれますよね。
どういう思いで面倒な仕事を真面目にこなしているのかと考えると。
その面倒な仕事が自分の仕事だという思いなのかしら。
いえいえ、そうは思えません。
誰かの役に立つことが自分の仕事だと思っているのではないでしょうか。
そして、きっとその誰かに敬意を払っているのだと思います。
その気持ちが伝わるから、信頼されるのではないかな。
丁寧に真面目に仕事をこなす人。
面倒なことをキチンとやり遂げる人。
こういう人が信頼される人なのかなと思います。
さあ、わたしも仕事が雑にならないように気をつけよう。
かしこ
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