拝啓、あなた様
伊坂幸太郎さんのインタビューが載っているとのことで、注文をしていた雑誌「せんだいタウン情報 S-style 2020年7月号」が、届きました。
インタビューの中で「(コロナ禍の)今だからこそ、読んでほしいご自身の作品を教えてください」という質問がありました。
伊坂さんは「キャプテンサンダーボルト」をあげていらっしゃいます。
「上下巻あって読みごたえがあるので、このステイホーム期間を利用してじっくり楽しんでほしいです」とのことです。
さらに「ウイルスの話でもあるんですが、そこは作り話として楽しんでもらえれば」とおっしゃっています。
鳥インフルエンザが流行する話が出てくる「クジラアタマの王様」だったり、小惑星が落ちてきて地球が滅亡すると発表された「終末のフール」だったり、世の中がパニックになる話は、このコロナの影響と通じるものがあり、この時期に読み返したくなる本です。
そういえば「キャプテンサンダーボルト」も、ウイルスつながりですね。
その「キャプテンサンダーボルト」は、9月に上下巻を一冊にまとめ、新装版として刊行されることが決定したそうです。
(新潮文庫nex様のツイッターより)
新たに、阿部和重さんと印伊幸太郎さんの対談、書き下ろし掌篇も収録されるらしく、そちらも楽しみです。
かしこ
-------------------------------------------
-------------------------------------------
「紙飛行機レター」はこちらです
「365日 本棚のしおり」はこちらです