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手紙好きの、自称*テガミストが書く『手紙のふりをした日記』です

柴田哲孝さんの「暗殺」の迷路から抜け出せない

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(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)

拝啓、あなた様

今日も柴田 哲孝さんの「暗殺」の話が続きます。
きのうは「暗殺」のフィクションの部分をどう読み解くか、ということを日記に書きました。

その疑問のいくつかを、メモしておきたいと思います。
まず、わたしの考え過ぎ(深読みのし過ぎ)なのかもしれませんが、そこに意味があるのかないのかが気になる部分があるのです。

1.マエダ
彼の名前は、最後まで「マエダ」であり、漢字での氏名は出てこないです。
所属も役職も出てきません。
一方の「ミツイ」は「三井俊彦」って出てくるのにねえ。
「マエダ」は、現職ではないからってことで、スルーしていいですか。

 

2.松村
蓮見の部下なんだけど「何も話さない」とあります。
口をきかない、声を出さないって、何か意味があるのでしょうか。
松村って何者?って深追いする意味がありますか?
それとも、深く考えなくていいですか?


3.これらとは別に、最大の疑問は、石井は何をしたかったのか、ということです。
もし、一ノ瀬の命を狙うのが目的であれば、組織の力で、もっと単純に行動できたと思うのですが、なぜ、刑事のフリをする必要があったのでしょう。
さらに、一ノ瀬をわざわざ静岡まで連れ出す意味は何でしょうか。

いろいろと考えだすと、もしかしてこういうことかしら?
という、自分なりの結論を出したのですが、一方で考え過ぎかしらねえと、否定する自分もいます。
堂々巡りの迷路から抜け出せない「暗殺」です。

        かしこ


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