拝啓、あなた様
新庄 耕さんの「地面師たち」を読み終えました。
登場人物が多いです。
でも、迷子にならないように、うまく名前の設定がなされているように思いました。
「あれ、誰だっけ?」と前に戻るようなこともなく、ストーリーに引きこまれて一気読みでした。
カタカナと漢字の「ハリソン山中」
女性とわかる「麗子」
カタカナの「オロチ」
漢字一文字の「辰」
これらの人物はパッと見ただけで、他の登場人物と区別ができます。
それ以外の人物は、名前からイメージができました。
主人公の辻本拓海(たくみ)は、地面師の仕事を巧み(たくみ)にこなすイメージ。
交渉時には前へ進める役の後藤は、ローマ字では「GOTO」、英語の「GO」のイメージ。
薬中毒の「竹中」は、竹藪の中のイメージ。
空のイメージがある青がつく「青柳」は上昇思考が強い人物。
これが映像になったらどうなる?
読後のテンション高いまま、ネットフリックスのドラマを観たくなりました。
今夜、ネットフリックスの登録をしました。
小説に続いて、映像版の「地面師たち」も楽しみたいと思います。
かしこ
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