拝啓、あなた様
本屋さんで面白いタイトルの本を見つけました。
「転職ばっかりうまくなる」
ひらいめぐみさんのエッセイです。
わたし自身も結構パート先を変えているので、共感できるエピソードがあるかもしれないし、転職を繰り返す話は面白そうだと思い、この本を購入しました。
著者のひらいさんが書く文章は明るくて楽しく読めました。
ひらいさんを応援したくもなりました。
一方で、何か重苦しく、悲しい気分にもなったのです。
それはきっと、現実を思い出したからだと思います。
今までに、ひらいさんと似た人たちと一緒に仕事をしたことがあります。
彼ら、彼女らが、上司や先輩から厳しく注意されていた姿も見ています。
その時に、ひらいさんと同じような言葉を口にしていたことも覚えています。
ミスを繰り返す彼ら、彼女らに、同僚であるわたしでさえイラ立ちを覚えました。
とは言え、先輩であったり、同僚であったりするその人たちが、上司に怒られて落ち込む姿を見ると、そのイラ立ちは隠してしまいます。
同時に、彼ら、彼女らを励ましていました。
そんなわたしを、その人たちはどう感じていたのでしょうか。
わたしは、その人たちとどう接するのがよかったのか、今だに答えが見つかりません。
笑える話が多いエッセイと思って購入した本でしたが、いろいろと考えさせられる読後となりました。
かしこ
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