拝啓、あなた様
「その趣味は初めて聞いた」
そう言われて、そうか、そんなに珍しいものなのかと認識しました。
知人が家族で旅行に出かけた話をしてくれた時のことです。
息子さんには好きなコミックがあり、その新巻が発売になる時期だったそうです。
旅先の駅の近くに本屋さんがあり、そこでその新巻を買ったという話を聞きました。
その話を聞いて、わたしは思わず言ったのです。
「本屋さんに寄ることがあるのなら、お願いしておきたかったです」と。
わたしは旅に出たら、その街の本屋さんに寄って本を買い、その本にブックカバーをかけてもらって、それを旅の記念にしています。
と言っても、わたしはめったに旅に出ることがないので、できれば、旅に出る人にお願いしたいと思っているのです。
とブックカバーへの思いを語ったところ、冒頭の言葉を掛けられたのです。
まあ、わたしもブックカバーを収集するほどに熱が高いわけではありませんが、全国的にある書店以外の、その街でしか手に入らないブックカバーは見てみたいと思っています。
本ではなく、ブックカバーが欲しいという気持ち。
旅の思い出になると思うんだけどなあ。
そういう気持ちを持つのは、珍しいのかもしれません。
かしこ
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