テガミスト*Diary <紙飛行機ドットコム>

手紙好きの、自称*テガミストが書く『手紙のふりをした日記』です

(10)本

小説以外の本を読んでみたい気分です

拝啓、あなた様小説の「地雷グリコ」を読んだ後、ちょっと気分を変えて、小説以外のものを読んでみたい気持ちになりました。(※ 「地雷グリコ」の読書感想文はこちらです)今年の4月に、森永卓郎さんの「書いてはいけない」を読み、日本航空123便の墜落事件…

青崎有吾さんの「地雷グリコ」は読書感想文を書きたくなる

拝啓、あなた様インドア派の夏休みの過ごし方。ブログ更新、読書、昼寝、ネットの一日です。家の中にいると、ずるずるとネット(特にYouTube)を見て過ごし、疲れたら昼寝をするという生活になりがちです。そこでメリハリをつけるために、朝活と称して、朝は…

【読書感想文】青崎有吾さんの「地雷グリコ」を読んで

拝啓、あなた様青崎有吾さんの「地雷グリコ」を読んだので、読書感想文風に書いてみました。※ 「青崎有吾さんの『地雷グリコ』は読書感想文を書きたくなる」のページはこちらです。 「地雷グリコ」を読んで 1週間で「日本推理作家協会賞」「本格ミステリ大賞…

本屋さんで夏休みを過ごす

拝啓、あなた様今年は、カレンダーの関係もあって、長い夏休みをもらうことになりました。お盆休みは、13日~16日の4日間なのですが、前後の土日祝を合わせると9連休となる夏休みです。インドア派のわたし。今日は、本屋さんに行ってきました。学校も夏休み…

読書感想文の書き方を大人になってから知りました

拝啓、あなた様夏休みだからでしょうか。本屋さんに行くと「読書感想文」という文字を目にするようになりました。2018年のことです。わたしは、とある読書感想文のコンクールに応募しました。その年の課題図書の一つが、伊坂幸太郎さんの「砂漠」だったこと…

本屋さんの未来

拝啓、あなた様本屋さんの閉店が増えているという話はあちこちで聞きます。きょうは、衝撃のタイトルの記事をみました。何と「2028年までに本屋はすべて消滅する」というのです。ええっ!2028年って近い未来じゃないですか。しかも、すべての本屋さんって!…

柴田哲孝さんの「暗殺」の主人公は誰でしょう

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様柴田哲孝さんの「暗殺」に登場するシャドウについて考えました。この小説の最後にシャドウが登場します。2023年2月13日。羽田空港にシャドウの姿がありました。田布施元首相…

柴田哲孝さんの「暗殺」での正義って何ですか

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様柴田哲孝さんの「暗殺」では、雑誌社の契約社員である一ノ瀬さんのことが気になったので、雑誌社も気になると書きました。「週刊サブジェクト」では、一ノ瀬さんが書いた記…

柴田哲孝さんの「暗殺」は 雑誌社も気になります

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様柴田哲孝さんの「暗殺」は、登場人物の名前が気になると書いてきました。同様に、人物の名前だけではなく、団体や組織、会社などの名前も気になります。現実とリンクしてい…

柴田哲孝さんの「暗殺」の偶然と必然

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様柴田哲孝さんの「暗殺」における、偶然に関する話の続きです。前回は、一ノ瀬さんが奥野ダムに落ちたときの偶然について書きました。では、車に乗っていたもう一人の男、石…

柴田哲孝さんの「暗殺」は名前が無い人まで気になります

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様前回、柴田哲孝さんの「暗殺」に登場する人物の名前を深読みしてしまう、という日記を書きました。ところが「暗殺」の中には名前が無い人もいるんですよね。一ノ瀬さんを助…

柴田哲孝さんの「暗殺」は名前を深読みしてしまいます

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様柴田哲孝さんの「暗殺」に登場する人物の名前の話です。特に前半部分に登場する人物たちの名前が気になります。というのも、小説とは言え、前半部分は実際に起きた元総理の…

登場人物の名前にフリガナがあるとありがたいです

拝啓、あなた様伊坂幸太郎さんの「アイネクライネナハトムジーク」を買ってきました。夏バージョンの限定カバーですよ~。またまた伊坂さんコレクションが増えてうれしいです。 「アイネクライネナハトムジーク」には、登場人物がたくさんいます。その人物の…

夏限定カバーの「アイネクライネナハトムジーク」

拝啓、あなた様朝早くから、蝉が大合唱しています。テレビのニュース番組も、トップニュースが天気に関する事になる日も多いです。きのうは暦も大暑で、まさにその通りの暑さでした。さて、夏を楽しむ情報をひとつ見つけました!伊坂幸太郎さんの「アイネク…

柴田哲孝さんの「暗殺」の迷路から抜け出せない

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様今日も柴田 哲孝さんの「暗殺」の話が続きます。きのうは「暗殺」のフィクションの部分をどう読み解くか、ということを日記に書きました。その疑問のいくつかを、メモしてお…

柴田哲孝さんの「暗殺」をどう読む?

拝啓、あなた様柴田 哲孝さんの「暗殺」の話が続きます。きのうは「暗殺」の人物相関図を作ったことを日記に書きました。その時にも書いたのですが、何度もこの本を読み返しました。それでも、わたしの頭の中で理解できない部分があるんですよねえ。この本は…

柴田哲孝さんの「暗殺」は登場人物が多い

拝啓、あなた様安倍元総理が凶弾に倒れた事件をモチーフにした小説「暗殺」ですが。この小説を読んだ後、ある人に紹介しようと思っていたら、紹介する前に、逆にその方からおススメされた、という内容の日記を7月8日に書きました。その時、その方がおっしゃ…

夏の文庫フェアに「ゴールデンスランバー」もあります

拝啓、あなた様柴田哲孝さんの「暗殺」を読んでから、あの事件のことが気になって仕方ありません。ネットで検索してみると、いろいろな情報が出てきます。多くの人が謎に思っていることがあるようですね。「暗殺」には、ケネディ大統領暗殺事件、オズワルド…

柴田哲孝さんの「暗殺」を読みました

拝啓、あなた様ネットで、ある本を紹介されていて、それが面白そうだなと思って買ってきました。タイトルは「暗殺」です。安倍元総理が凶弾に倒れた事件をモチーフにした小説です。 この事件の内容について、報道ベースでしか知ることができないわたしとして…

無印良品さんでしおりシールを買いました

拝啓、あなた様オットが「これ、直るかなあ?」と聞いてきました。手にしているのは、ブックカバーです。オットが困っているのは、そのブックカバーについているスピンのことでした。しおり代わりに使う、あの平織りの紐が切れてしまったらしいです。その相…

ソロ活動と読書と本屋さん

拝啓、あなた様ある読書好きの方のXのポストで「読書は孤独」というような内容を見かけました。1冊の本を共有して、誰かと一緒に読む、というようなことはあまり無いですものね。また、本屋さんは遊園地と違って、一人でも楽しめる場所ですしね。わたしは、…

本棚に熱い思いがある

拝啓、あなた様きのうの日記に書いた、今村翔吾さんの「ほんまる」さん。どこのインタビューだったか忘れてしまったのですが「棚主さんにはどういう方がいらっしゃいますか」という質問に答えていらっしゃるのを見かけました。その回答の中に「自分が読んだ…

書店の経営危機ととシェア型書店

拝啓、あなた様今村翔吾さんの「ほんまる」が開店してから、あちこちのメディアで今村さんをお見かけします。YouTubeで、TBSの「news23」やテレビ東京の「テレ東BIZ」を拝見しました。書店について熱くお話されています。特に「テレ東BIZ」での書店経営の話…

「電車のなかで本を読む」島田潤一郎さん

拝啓、あなた様この前、HONBAKOさんに行ったときに買った、夏葉社の島田潤一郎さんの本「電車のなかで本を読む」を読みました。島田さんご自身の体験を交えながら、今までに読んだ本の中から49冊を紹介している、そういう本です。島田さんの読書の時間は、も…

本をコレクションするファン心理

拝啓、あなた様伊坂幸太郎さんの「ガソリン生活」の文庫本。この本の表紙が新バージョンになったものが出たので買いました。という話を、知人にしたところ、びっくりされました。えっ?中身は同じなのに?読んだことがある本なのに?表紙が違うだけで買う?…

緑化センターとHONBAKOさん

拝啓、あなた様以前に参加していた、シェア型書店・HONBAKOさんより「もと箱主さんへ」というメールが届きました。大仙公園に隣接した植物園「堺市都市緑化センター」で、30名以上の箱主さんが参加するイベントがあるとの内容です。懐かしいお顔に出逢えるか…

書店の空間に料金を支払う

拝啓、あなた様先日出かけた、奈良の「書院」さんですが。あれからネットで、書院さんのサイトとか、他サイトでのインタビューページなど、いろいろと読ませていただきました。中でも「N.PARK PROJECT」さんのサイト内にあるインビューページは読み応えがあ…

奈良の書院さんが素敵です

拝啓、あなた様奈良日帰り旅の続きです。近鉄奈良駅の近くにある啓林堂書店さん。ここの2階に、時間制ブックカフェがあるらしい。「書院」という名のそこへ、行ってみたいと思っていたのです。ようやく、そのチャンスがやってきました。 啓林堂書店さんは、…

森永卓郎さんの「書いてはいけない」を読みました

拝啓、あなた様森永卓郎さんの「書いてはいけない」が面白そうだったので、本屋さんで手に取りました。 本の中身をちょっと見たところ、「タブー」を書いているのだとありました。森永さんが本書の中でおっしゃっているところによると、次の3つが、メディア…

中山七里さんの「能面検事の奮迅」を読みました

拝啓、あなた様わたしは、ミステリーの中でも、検事、弁護士、裁判といった法律ジャンルの作品は好みです。まったく表情が読めない能面のような不破検事の「能面シリーズ」第2弾、中山七里さんの「能面検事の奮迅」を読みました。 あらすじを見ると、国有地…