テガミスト*Diary <紙飛行機ドットコム>

手紙好きの、自称*テガミストが書く『手紙のふりをした日記』です

(10)本

ルルとララのシリーズを揃えたい

拝啓、あなた様最近、孫が気に入っているという、ルルとララのシリーズの本を買ってきました。本屋さんに行くと、たくさんのルルとララが並んでいたので迷いました。おいしそうなお菓子がいっぱいです。どれから読もうかなあ。そうね。今は秋なので、スイー…

【読書感想文】原田 ひ香さんの「母親からの小包はなぜこんなにダサいのか」を読んで

拝啓、あなた様原田 ひ香さんの「母親からの小包はなぜこんなにダサいのか」を読みました。母のことを思い出しながら、読書感想文を書いてみようと思います。 「母親からの小包はなぜこんなにダサいのか」を読んで タイトルに惹かれて読み始めた。この小説の…

お菓子作りをしたくなる「ルルとララ」シリーズ

拝啓、あなた様明日は、孫の家に遊びに行く予定になっています。「これを作りたいと言ってるから付き合ってくれる?」娘からこういうLINEが来たので、その画像を確認すると、お菓子のレシピでした。お菓子作りの本に載っている、本格的なレシピではありませ…

【読書感想文】寺地はるなさんの「いつか月夜」を読んで

拝啓、あなた様寺地 はるなさんの「いつか月夜」を読み終えました。綿菓子をもらったような読後感でした。その読後感を残しておきたくて、読書感想文を書いてみよう思いました。 ● 寺地はるなさんと原田ひ香さんの対談はこちらです。 「いつか月夜」を読んで…

【読書感想文】新庄 耕さんの「地面師たち ファイナル・ベッツ」を読んで

拝啓、あなた様新庄 耕さんの「地面師たち ファイナル・ベッツ」を読み終えました。読書感想文を書こうと思います。 「地面師たち ファイナル・ベッツ」を読んで ネットフリックスのドラマ「地面師たち」が話題になっている。原作は、新庄 耕さんの「地面師…

【読書感想文】新庄 耕さんの「狭小邸宅」を読んで

拝啓、あなた様新庄 耕さんの「狭小邸宅」の読み終えました。読書感想文を書こうと思います。 「狭小邸宅」を読んで 新庄 耕さんの「地面師たち」を読み、もっと新庄さんの本を読んでみたいと思った。まずは、デビュー作の「狭小邸宅」から。不動産営業マン…

書店の巨大化

拝啓、あなた様ネットで、大阪の書店に関する記事を見ました。「 紀伊国屋、CCC傘下の旭屋書店買収へ協議開始」という見出しの、日経新聞の記事です。えっ!?旭屋書店って、数年前にツタヤさん(CCC)の傘下に入ったんじゃなかったっけ?今度は紀伊国屋?書…

新庄 耕さんの本を電子書籍で買いました

拝啓、あなた様新庄 耕さんの「地面師たち」を読んだ後、新庄さんの最新作やデビュー作を読んでみたいと思って、本屋さんへ行きました。二つの本屋さんへ行ったのですが、どちらにも在庫がありませんでした。うーん。ならばと、電子書籍を買うことにしました…

【読書感想文】新庄 耕さんの「地面師たち」を読んで

拝啓、あなた様新庄 耕さんの「地面師たち」を読み、ネットフリックスのドラマも観ました。ドラマは、小説に変化を加えていて、ハリソン山中の怖さが際立っていました。今日は、小説の読書感想文を書いてみようと思います。 「地面師たち」を読んで わたしは…

新庄 耕さんの「地面師たち」を読みました

拝啓、あなた様新庄 耕さんの「地面師たち」を読み終えました。登場人物が多いです。でも、迷子にならないように、うまく名前の設定がなされているように思いました。「あれ、誰だっけ?」と前に戻るようなこともなく、ストーリーに引きこまれて一気読みでし…

「地面師たち」を買ってきました

拝啓、あなた様お盆休みをどう過ごしたか、という話をしていました。ある方が「Netflix (ネットフリックス)の契約をした」とおっしゃいます。「何か見たいものがあったんですか?」と尋ねると「地面師たち」との即答でした。「地面師たち」について。わたし…

【読書感想文】五十嵐律人さんの「六法推理」を読んで

拝啓、あなた様五十嵐律人さんの「六法推理」を読みました。読書感想文を書いてみます。 「六法推理」を読んで ミステリーにもいろいろなジャンルがある。その中の一つである「リーガルミステリー」が好きだ。書店でこの本のタイトルを見て「六法」という言…

孫がおもしろいと言った「街どろぼう」

拝啓、あなた様お盆休み中に、孫一家が遊びにきました。リビングの隣の部屋には、伊坂幸太郎さんの本が並んだ、わたしの本棚があります。それを見た小学1年生の孫が「マンガはないの?」と聞くのです。「マンガは別の部屋にあって、ここには置いてないのよ」…

小説以外の本を読んでみたい気分です

拝啓、あなた様小説の「地雷グリコ」を読んだ後、ちょっと気分を変えて、小説以外のものを読んでみたい気持ちになりました。(※ 「地雷グリコ」の読書感想文はこちらです)今年の4月に、森永卓郎さんの「書いてはいけない」を読み、日本航空123便の墜落事件…

青崎有吾さんの「地雷グリコ」は読書感想文を書きたくなる

拝啓、あなた様インドア派の夏休みの過ごし方。ブログ更新、読書、昼寝、ネットの一日です。家の中にいると、ずるずるとネット(特にYouTube)を見て過ごし、疲れたら昼寝をするという生活になりがちです。そこでメリハリをつけるために、朝活と称して、朝は…

【読書感想文】青崎有吾さんの「地雷グリコ」を読んで

拝啓、あなた様青崎有吾さんの「地雷グリコ」を読んだので、読書感想文風に書いてみました。※ 「青崎有吾さんの『地雷グリコ』は読書感想文を書きたくなる」のページはこちらです。 「地雷グリコ」を読んで 1週間で「日本推理作家協会賞」「本格ミステリ大賞…

本屋さんで夏休みを過ごす

拝啓、あなた様今年は、カレンダーの関係もあって、長い夏休みをもらうことになりました。お盆休みは、13日~16日の4日間なのですが、前後の土日祝を合わせると9連休となる夏休みです。インドア派のわたし。今日は、本屋さんに行ってきました。学校も夏休み…

読書感想文の書き方を大人になってから知りました

拝啓、あなた様夏休みだからでしょうか。本屋さんに行くと「読書感想文」という文字を目にするようになりました。2018年のことです。わたしは、とある読書感想文のコンクールに応募しました。その年の課題図書の一つが、伊坂幸太郎さんの「砂漠」だったこと…

本屋さんの未来

拝啓、あなた様本屋さんの閉店が増えているという話はあちこちで聞きます。きょうは、衝撃のタイトルの記事をみました。何と「2028年までに本屋はすべて消滅する」というのです。ええっ!2028年って近い未来じゃないですか。しかも、すべての本屋さんって!…

柴田哲孝さんの「暗殺」の主人公は誰でしょう

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様柴田哲孝さんの「暗殺」に登場するシャドウについて考えました。この小説の最後にシャドウが登場します。2023年2月13日。羽田空港にシャドウの姿がありました。田布施元首相…

柴田哲孝さんの「暗殺」での正義って何ですか

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様柴田哲孝さんの「暗殺」では、雑誌社の契約社員である一ノ瀬さんのことが気になったので、雑誌社も気になると書きました。「週刊サブジェクト」では、一ノ瀬さんが書いた記…

柴田哲孝さんの「暗殺」は 雑誌社も気になります

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様柴田哲孝さんの「暗殺」は、登場人物の名前が気になると書いてきました。同様に、人物の名前だけではなく、団体や組織、会社などの名前も気になります。現実とリンクしてい…

柴田哲孝さんの「暗殺」の偶然と必然

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様柴田哲孝さんの「暗殺」における、偶然に関する話の続きです。前回は、一ノ瀬さんが奥野ダムに落ちたときの偶然について書きました。では、車に乗っていたもう一人の男、石…

柴田哲孝さんの「暗殺」は名前が無い人まで気になります

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様前回、柴田哲孝さんの「暗殺」に登場する人物の名前を深読みしてしまう、という日記を書きました。ところが「暗殺」の中には名前が無い人もいるんですよね。一ノ瀬さんを助…

柴田哲孝さんの「暗殺」は名前を深読みしてしまいます

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様柴田哲孝さんの「暗殺」に登場する人物の名前の話です。特に前半部分に登場する人物たちの名前が気になります。というのも、小説とは言え、前半部分は実際に起きた元総理の…

登場人物の名前にフリガナがあるとありがたいです

拝啓、あなた様伊坂幸太郎さんの「アイネクライネナハトムジーク」を買ってきました。夏バージョンの限定カバーですよ~。またまた伊坂さんコレクションが増えてうれしいです。 「アイネクライネナハトムジーク」には、登場人物がたくさんいます。その人物の…

夏限定カバーの「アイネクライネナハトムジーク」

拝啓、あなた様朝早くから、蝉が大合唱しています。テレビのニュース番組も、トップニュースが天気に関する事になる日も多いです。きのうは暦も大暑で、まさにその通りの暑さでした。さて、夏を楽しむ情報をひとつ見つけました!伊坂幸太郎さんの「アイネク…

柴田哲孝さんの「暗殺」の迷路から抜け出せない

(本文引用等のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください)拝啓、あなた様今日も柴田 哲孝さんの「暗殺」の話が続きます。きのうは「暗殺」のフィクションの部分をどう読み解くか、ということを日記に書きました。その疑問のいくつかを、メモしてお…

柴田哲孝さんの「暗殺」をどう読む?

拝啓、あなた様柴田 哲孝さんの「暗殺」の話が続きます。きのうは「暗殺」の人物相関図を作ったことを日記に書きました。その時にも書いたのですが、何度もこの本を読み返しました。それでも、わたしの頭の中で理解できない部分があるんですよねえ。この本は…

柴田哲孝さんの「暗殺」は登場人物が多い

拝啓、あなた様安倍元総理が凶弾に倒れた事件をモチーフにした小説「暗殺」ですが。この小説を読んだ後、ある人に紹介しようと思っていたら、紹介する前に、逆にその方からおススメされた、という内容の日記を7月8日に書きました。その時、その方がおっしゃ…