拝啓、あなた様
新庄 耕さんの「地面師たち」を読んだ後、新庄さんの最新作やデビュー作を読んでみたいと思って、本屋さんへ行きました。
二つの本屋さんへ行ったのですが、どちらにも在庫がありませんでした。
うーん。
ならばと、電子書籍を買うことにしました。
デビュー作の「狭小邸宅」と最新版の「地面師たち ファイナル・ベッツ」です。
YouTubeのけんごさんのチャンネルに、作家の今村翔吾さんがゲスト出演されているのを拝見しました。
「【書店の危機!?】直木賞作家・今村翔吾さんと〝出版業界の未来〟を語る」です。
その中で、今村さんがおっしゃっていたのです。
「2028年がXデーになりそう」だと。
この動画で初めて知ったのですが、2028年には、教科書が電子書籍に切り替わる方向なのだそうですね。
そのため、それを機に辞める書店が増えるのではないかという、Xデーのお話でした。
電子書籍だと、読みたいと思ったときに、すぐに手に入る良さもあります。
まさに今回の電子書籍購入がそうです。
かと言って、すべてが電子書籍になってしまうと戸惑います。
本屋さんは、どうなっていくのでしょう。
本がある空間が好きな者にとっては、本屋さんは癒しの場でもあります。
どうぞ、2028年以降も、街にたくさんの本屋さんがありますように。
かしこ
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