拝啓、あなた様
文章が上手い人の事が話題になりました。
やっぱり新聞記者さんは上手いよね、という話になった時。
思い出したんですよ、かれこれ20数年前のことを。
納得のいかないことがあり、新聞の読者投稿欄にメールを送ったのです。
文字数に制限があったのですが、それを無視して、感情のままに書いてしまいました。
書き上がった後、文字数を見ると制限数をかなりオーバーしていることに気がついたのですが、どう修正してよいのかわからず、そのまま送ることにしました。
ただし、文末に、そのお詫びと適宜修正してくださいという依頼も書き添えました。
そうしたところ、その投稿が採用されることになったとの通知が来たのです。
わたしの文字数オーバーを、うまく修正してくれ、尚且つ、わたしの言いたいことはそのままの文章を提示され「これでよろしいでしょうか」と。
もちろんです!
さすがプロだわ!と感激しました。
その思い出話をすると、聞いていた方に笑われました。
その新聞記者さんもすごいけど、「後は好きにしてくれ」と丸投げするあなたもスゴイわと。
あははは、ホントにねえ。
某新聞社様へ。
あの時は、大変失礼いたしました。
かしこ
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