拝啓、あなた様
各地で花火大会がにぎわっています。夏は花火ですね。わたしは、もっぱら、ネットのライブ中継を楽しませてもらっています。夜空に咲く大輪は見事です。
ところで、花火と言えば何を思い出すでしょうか。わたしは、伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」です。いや、正確に言うと、その小説に出てくる「轟煙火」です。花火師の名前が「轟（とどろき）」なのです。カッコいい名前であり、花火師にぴったりの名前でわかりやすいです。
伊坂幸太郎さんの小説では、登場人物の名前に特徴があり、読者が迷わないように設定されているように思います。登場人物が増えてくると「あれ、これ誰だったっけ？」とページを前に戻すことがありますが、そのストレスがないように名前に工夫がされているのでしょう。
9月に出版される「777 トリプルセブン」は、不運な殺し屋の七尾くんが主人公のようです。七尾くんだからセブン（777）なのだろうと想像しています。その七尾くんは、あだ名が天道虫（てんとうむし）です。天道虫といえばナナホシテントウですね。天道虫 ⇒ ナナホシテントウ ⇒ 七尾と覚えやすいです。
きのうも花火のライブ中継を見ました。
轟社長に会いたくなったので、今日は「ゴールデンスランバー」を読もうと思います。
かしこ
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