拝啓、あなた様
いつの頃からか、日曜日の夜は、アニメ「ちびまる子ちゃん」を見ながら、夕飯を食べるのが、我が家の定番になっています。
今夜も見ました。
その「ちびまる子ちゃん」のエンディング主題歌を、10月6日より、斉藤和義さんが歌っていらっしゃいます。
また、エンディングアニメーションの中にも、アニメの斉藤さんが登場しています。
それを見て、おおっ!ここにも斉藤さん登場だ!と思ったのは、映画「アイネクライネナハトムジーク」を観たからでしょうか。
映画では、ストリートミュージシャンである斉藤さんを、こだまたいちさんが演じていらっしゃいましたよね。
ちびまる子ちゃんのエンディングテーマは、作曲と編曲は、斉藤和義さんが担当されたそうですが、作詞はさくらももこさんが生前に、斉藤和義さんをイメージして作られたものだそうです。
曲のタイトルは「いつもの風景」です。
♪ だいたい同じような毎日だけど、ひとつも同じ日はないんだ ♪
という歌詞の部分があります。
「アイネクライネナハトムジーク」の単行本の帯には、こう書かれていました。
【ごく普通の人たちが巻き起こす、小さな奇跡の物語】
また、当時の新聞広告欄には、こんな言葉もありました。
【当たり前の毎日なんてない。明日が待ち遠しくなること間違いなし!】
何だか、「いつもの風景」にも「アイネクライネナハトムジーク」にも、通じるものがあるような気がします。
普通の人が、普通に暮らし、いつもの風景を見ているけど、全く同じという日はなく、ある日、小さな奇跡が起きるから、明日が待ち遠しくなる。
小さな奇跡は、いつもの風景の中にある出会いから始まるのかもしれません。
そんなことを思いました。
斉藤和義さんつながりの、ちびまる子ちゃんとアイネクライネナハトムジーク。
どちらも、ヒーローではない、普通の人たちが面白いです。
かしこ
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