テガミスト*Diary <紙飛行機ドットコム>

手紙好きの、自称*テガミストが書く『手紙のふりをした日記』です

積木遊び

テガミスト*Diary

拝啓、あなた様

以前、仕事帰りにお医者さんに寄ったときのことです。
「受付時間が6時を過ぎていたので、本日は割増料金がかかります」と説明を受けました。
診療時間内であっても、夕方の6時を過ぎると時間外の料金となるそうです。
同様に、薬局でも7時以降は、時間外の割増料金がかかるらしいです。

かかりつけの薬局で、教えてもらいました。
もし、お急ぎでなければ、夜の7時以降ではなく、翌日の昼間に来られた方が安くなりますよ、と。

ということをふまえて、お医者さんでの受付は5時50分ごろに済ませ、翌日の朝10時ごろに、処方箋を持って薬局へ行き、クスリを受け取りに行ったのです。
そしたら、薬局はとても混んでいました。
夜の7時以降に行ったときは、わたし以外には誰も待っている人がいない状態で、すぐにクスリを処方してもらえたのですが、平日の10時ごろというのは、そうもいきませんでした。
おそらく、この時期は風邪をひいている方も多いのでしょうね。

待合で、幼稚園児ぐらいのお子さんを連れた親子が、薬局に置いてある積木で遊んでいました。
ひらがなが書いてある積木です。
そのお子さんは、文字を並べては「できた、できた」と喜んでいました。
お母さんが「あり」とか「さる」とか言うと、その通りに積木で文字を並べているのです。
そのうち、お子さんが「しまうま」を作りたいと言い出しました。
お母さんが「それはむつかしいねえ」と言います。
たしかに、積木に「ま」は一つしかないので、「しまうま」と並べるのは難しいでしょう。
どうするのかしら?
しばらくすると、お子さんが「できた!」と喜びだしました。
えっ?どうやって?
なんと、積木で作ったのは、「しまうそ」でした。

うまい!
しまうまではないのね。
それは、つまり「うそ」の「しまうま」なんですね。

そのユニークさがあれば、風邪もすぐに治るよ。

            かしこ

   
「紙飛行機レター」はこちらです
「365日 本棚のしおり」はこちらです

 

---------------------------------------------

  紙飛行機ドットコム

---------------------------------------------