拝啓、あなた様
今週号の週刊文春のある記事のタイトルが「嘘つきは5人いる」です。
ん?
何かどこかで聞いたことがあるようなフレーズじゃない?
ああ、そうだ!
以前に読んだことのある本のタイトルを思い出しました。
浅倉秋成さんの「六人の嘘つきな大学生」です。
この小説は、展開が二転三転し、最後の伏線回収に驚かされました。
えっ、あれは伏線だったの?
わーっ、お見事!と感動しました。
週刊文春のこの記事も、もし小説ならば最後はどうなるのでしょう。
第1章は、政治家の女性スキャンダルでした。
ここでは、AとBの登場です。
第2章は、女性スキャンダルから一転、過去の殺人事件が語られます。
そこで、XとYの怪しさが問題となるのです。
第3章は、さらにZの登場で、こちらが真犯人か?の展開でした。
第4章では、場面が過去から現在に変わります。
殺人事件が自殺へとねじ曲げられる展開です。
さて、第五章はどうなる?
ラストは、正義が勝ってほしいですね。
ところが、これは小説ではありません。
ノンフィクションです。
どうか、不愉快な思いをする展開となりませんようにと願います。
かしこ
-------------------------------------------
-------------------------------------------