テガミスト*Diary <紙飛行機ドットコム>

手紙好きの、自称*テガミストが書く『手紙のふりをした日記』です

「コロナ漂流録」がおもしろい

拝啓、あなた様

大阪・関西万博の入場料が8000円になるというニュースを見ました。
それが、高いのか安いのか適当なのか、よくわかりません。
ただ、大阪万博も題材になっている小説を、ちょうど読み終えたところだったので、そのニュースが目に留まりました。

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海堂 尊さんの「コロナ漂流録」です。
「チーム・バチスタ」シリーズなどの医療ミステリーを書かれている海堂尊さんなので、コロナのことをどんな風に小説にしているのだろうと、期待を膨らませて手に取りました。

おっ、そういう小説なの?
最初から、前のめりになりました。
現実とかなりダブります。
これは海堂さんの想像?
その想像は事実に近い?
なんとまあタイムリーな話題まで出てくるじゃないですか。

巻末の参考文献・資料を見ると、2022年に出版された鈴木エイトさんの本や、2023年に出版された「安倍晋三回顧録」があります。
結構、最近の本ですよねえ。
それらを参考にされたというだけあって、最近の事件がモデルになっていると思われるできごとも多く登場します。

安保宰三(あぼさいぞう)首相
奉一協会(ほういつきょうかい)
三笠ロリ(みかさろり)
浪花万博
赤星ファイル

ネーミングもおもしろいです。
結末は、これから起きることを予言しているのかどうかわかりませんが、気になります。

コロナや、コロナワクチンについても、よくわかりました。
報道されていることだけでは、どのように理解すればよいのかわからなかった事が、この小説を読んで、スッキリしました。

さて現実の大阪万博はどうなるでしょう。
小説のような悪だくみがありませんように。

        かしこ

 

 

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