拝啓、あなた様
連休明け。
桜から新緑の季節へと移り、暦の上では夏が始まったというのに、季節はずれのひんやりです。
テレビのニュースを見たら、雪が降った所もあるそうで。
今年は桜が咲くのが早く、4月に夏日があったりしてびっくりしていたのに、逆に寒さの戻りでも驚くとはねえ。
朝、身支度をしていて、寒さ対策も必要かな？と思いました。
ちょっと厚みのあるカットソーを着て、その上に襟のあるシャツを重ね、さらに薄手のジャケットを羽織りました。
あれこれ重ね着をするより、首元にストールを巻く方が、寒さを防げると思うんだけど。
ああ、失敗。
ゴールデンウィーク中に、ストールも洗濯して片付けちゃったよー。
ちょっと早まったな、と嘆きながら電車に乗りました。
おっ！
ふんわりとおしゃれなストールを巻いていらっしゃる素敵女性を見かけました。
ちょっと心が動きます。
先日読んだ「ちょっとおでかけ俳句」の帯に、こんな言葉がありました。
『絶景を見なくても俳句は作れる！「日常吟行」を楽しむ一冊』
電車の中で見かけた素敵女性。
旅先での絶景ではなく、日常の風景だけど心が動いた瞬間です。
こういうことを「日常吟行」というのかしら？
頭の中で五七五のパズルが始まりました。
一句、詠んでみます。
休み明け薫風ひやり羽織りもの
ひとまず、五七五のピースは収まりました。
「日常吟行」をしばらく続けたい気分です。
かしこ
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