拝啓、あなた様
亡くなった父がよく言っていたっけ。
疑問があるとき、それを誰かれ構わず口にしていれば、必ずいつか誰かが教えてくれると。
今、三浦しをんさんのエッセイ「のっけから失礼します」を読んでいます。
この本に、父が言っていたことと似たようなことが書かれていて、驚きました。
自分の思いや願いを周囲のひとに言葉で伝えると、それに耳を傾け、協力してやろうじゃないかと腕まくりしてくれるひとはけっこういるのだと、三浦しをんさんもおっしゃっているではないですか。
どうやら、父の言っていたことは的外れではなかったようです。
きっと父は、そのことに気がついたわたしの姿を空の上から見て「父は正しかっただろ!」と鼻を高くしながら、にやりとしているに違いないでしょう。
まだ、この本は読みかけで、5分の1ほどしか読めていません。
おもしろエピソードが多くて、この先を読むのが楽しみです。
かしこ
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