拝啓、あなた様
<昨日の続き>
わたしも頭がいい人になりたい。少しでも頭のいい人なれるよう努力したい。
読後に、そのように強く思う本でした。
「頭のいい人が話す前に考えていること」
会話をしていて、ストレスがかかる人とかからない人がいます。ストレスがかかる人の場合、その原因は、気が合わないとか、感性の違いとか、意見の相違とか、そういうものだと思っていました。
ところが、この本を読んでわかったのです。
会話にストレスがかからないのは、相手の方が頭がいいからなのだと。
頭のいい方は、人の話をちゃんと聞くのだそうです。この「ちゃんと」聞くというがとても大事です。これができない人は、話を聞いているのに、実は聞けていないのです。人は多かれ少なかれ、自分に都合のいいように置き換える癖があるとのことです。ちゃんと聞くという事ができない人は、自分が認識できた部分だけを切り取って話を聞いているのだとか。自分にとって面白かった部分だけを覚える、わからない部分はスルーする、といった具合です。
ああ、そう言えば・・・。と思い当たる事がありました。
また、頭のいい人が話をする時は、自分がしたい話から始めるのではなく、相手が聞きたい話から始めて、相手に聞くスイッチを入れさせるのだそうです。すごい技術ですねえ。よく「結論から話しましょう」と言いますが、そういうことなのですね。
頭がいい人は、相手にストレスを与えないということがよくわかりました。それが、少しでも頭のいい人に近づきたいと思った理由です。
では、どんなことに気をつければいいのでしょう。この点について、もう少し、読書メモを続けます。
かしこ
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