拝啓、あなた様
<昨日の続き>
頭のよさは、どのような時に感じるのでしょうか。反対に、人がバカに見える瞬間というものも、この本に書かれていました。それらの違いは、話の深さにあるようです。
人間は見たい世界しか見ないこともあり、話が浅い人は、自分に都合のよい情報ばかり集めて、自分にとって都合の悪い情報は無視する傾向にあるそうです。その為、根拠が薄くなります。また言葉の定義や成り立ちも知らないので、話が浅くなるのです。
一方で、頭がいい人は、自分の意見と真逆の意見や、統計データも調べます。その上、言葉の意味や違いに敏感なので、話が深くなるのだそうです。
ネットで、何でも調べることができる時代です。でも、その活用の仕方にも頭の良さ、悪さの違いが出るのですね。頭がいい人は情報の集め方がうまいようです。持っている語彙の多さから、情報の検索も的確なのでしょうね。やっぱり、言葉は重要です。
「課題」と「問題」
「意見」と「感想」
「顧客」と「クライアント」
似た言葉の違いを理解する姿勢が大切なのだそうです。まずは、身近にある言葉の微妙な違いに意識的でありなさいと、書いてありました。
言葉に敏感になりたいと思います。
<明日へ続く>
かしこ
「頭のいい人が話す前に考えていること」
● 「紙飛行機575号<17音のショートポエム>」【俳句】こちらです
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