拝啓、あなた様
<昨日の続き> 【最終回】
頭のいい人は、もちろん知性にあふれているのですが、知識をひけらかすことはしません。知識は、誰かのために使って初めて知性になるとのことでした。知識の披露ではなく、相手のためになる話なのか?という視点を持って話をすることが大事だそうです。
また、人は親切にされると、その人を承認するようになります。他者に親切にできる人こそ、信頼を得られるのです。
わかりやすく話をすることも、親切の一つだと思います。頭のいい人の話がわかりやすいのには、理由があります。それは、物事の本質を理解できているということです。そして、理解できているということは、整理ができているということなのだそうです。いかに違いを認識できるか、ということですね。
整理することがうまいので、他者の話を聞く際も、話を整理してあげることができます。親切ですねえ。だから「話を聞いてもらってよかった」と思えるのですね。
こうして、整理がうまく、わかりやすい話をする人は、質問も上手です。質問がうまい人は、質問をする前に仮説を立てるのだそうです。
また、教わるのがうまい人は、的確な答えや助言をくれる人に聞きにいき、さっさと課題を解決します。
質問上手、教わり上手。
質問や教わるのが上手なのは、頭の中が整理できているからですよね。
・言葉に敏感になり、言語化能力が高める。
・話の整理を心掛ける。
・質問上手になる。
・自分がしたい話ではなく、相手が聞きたい話をする。
頭のいい人を目指すには、これらに気をつけなくてはいけませんね。相手にわかりやすい話ができる人が頭のいい人なのでしょう。
心掛けとして一番大事なのは「親切」だとわかりました。心に留めておきたいと思います。
かしこ
「頭のいい人が話す前に考えていること」
● 「紙飛行機575号<17音のショートポエム>」【俳句】こちらです
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