テガミスト*Diary <紙飛行機ドットコム>

手紙好きの、自称*テガミストが書く『手紙のふりをした日記』です

映画「罪の声」を観ました

拝啓、あなた様

きのう観た映画の話です。
塩田武士さん原作で、小栗旬さんと星野源さんが主演の映画「罪の声」を観ました。

この本を読んだのは、単行本が出てすぐだったと思うので、2016年夏ごろですね。
あれから5年半が経ちました。
記憶があいまいになっているので、正直なところ、小説と映画の違いはわかりませんでした。
ただ「グリコ・森永事件」「子供の声」というキーワードの記憶は消えていません。

実際の事件は時効を迎え、未解決のままなので、事実が明らかになっているわけでないのですが、この事件をモチーフとした「罪の声」の小説も映画も、本当にそうだったのではないかと思えるものでした。

大人が犯した犯罪に巻き込まれた子供たち。
その人生が、こんなに苦しい結果になったとは。
子供の気持ち、母親の気持ち、切なくて涙が出てきました。

本当の犯人は、この映画を見たのかしら。
もし見たとしたら、どう思ったのか。
今後も真実が明らかになることはないのでしょうか。
いろいろと考えさせられました。
観て良かったです、この映画。

      かしこ



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