拝啓、あなた様
先日の義父の三回忌の際、娘一家と数カ月ぶりに会いました。
この数カ月の様子を聞いているうちに、少し前に起きたauの通信障害が話題になりました。
「ああいうことがあると、固定電話も必要だと思うね」
と、固定電話を置いていない娘が言うのです。
そうそう、リスクの分散は必要かも。
そう言えば、こんなことがあったわと、随分昔のことを思い出しました。
テレビがデジタル化する頃のことです。
我が家は、テレビをケーブルテレビさんにお願いしました。
すると、その会社の営業マンさんが、おっしゃるのです。
何かトラブルが起きたときに、何が原因かわからないと、どこに連絡をすればよいのか迷うので、一つにまとめるといいと。
テレビもネット回線もプロバイダーも電話も、ひとつにまとめましょうという提案でした。
おいおいおい。ちょっと待って。
そんなことをすると、そこでトラブルが発生したとき、電話で問い合わせることも、テレビやネットで情報を集めることもできなくなるんじゃない？
「うちは、リスクを分散したいのでバラバラにしたいです」と、その提案を飲まなかったということがありました。
というわけで、我が家は、テレビも固定電話回線もネット回線もプロバイダーも別々です。
ケイタイ電話も、固定電話とは別会社です。
もっと言えば、我が家は家族割を使ったことがなく、オットとわたしのケイタイキャリアは別々です。
これって、リスクの分散はできているんだろうけど、きっと不経済なことになっているんだろうなあ。
そういう計算が苦手なんですよねえ。
かしこ
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