拝啓、あなた様
少し前にトートバッグを買いました。通勤の際、お弁当箱を入れて持ち歩くのにちょうどいいサイズです。値段は2,200円とありました。さほど高額な買い物ではありません。近所のショッピングモールで、このトートバッグを見つけた時は「これだ！」という直感が働いて、即買いをしたのです。
この直感が当たりだとわかる事件が発生するとは、この時は予想してませんでした。
仕事帰り、駅近くのショッピングモールをぶらぶらしていた時のことです。あれ？どこかで見たようなバッグがあるわ。おやおや、つい最近買った、しかも今持ち歩いているこのトートバッグと一緒のモノじゃないですか。ヘーっ、どこでも売っているモノなのね。そのうち、同じトートバッグを持った人と出会うかもしれない、などとのんきなことを考えていました。
ん？ えっ？ そうなの？
表示されている値段に目が行ったとき、驚きました。わたしの購入価格とは違うのです。その価格表示は2,500円とあります。えっ、わたしは300円もお得な買い物をしたの？何とラッキーな！
いや、待て待て。
2,200円は税抜き価格だったわ。税込み価格を計算すると2,420円ね。ということは80円のお得だわ。たかが80円かもしれないけど、もしこの体験が逆だったら、悔やんだはずよね。あのとき、衝動買いに近い買い物をして正解だったってことよね。
よかったー。バンザイ！
かしこ
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