テガミスト*Diary <紙飛行機ドットコム>

手紙好きの、自称*テガミストが書く『手紙のふりをした日記』です

心が痛む涙

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拝啓、あなた様

週刊文春 2020年 3/26 号 を買い、近畿財務局職員・赤木さんの手記を読みました。

心が壊れるとは、こういうことなのですね。
「気が狂うほどの怖さと辛さ」と書かれていました。 

亡くなる当日の朝、出勤する奥様に対して「いってらっしゃい」ではなく「ありがとう」だっとあります。
奥様の気持ちを想像すると、やりきれません。
涙がこみあげてきました。

赤木さんは、体調を崩して、どれだけ怖かったか、どれだけ辛かったか。
それでも、奥様や家族への思いやりや感謝の気持ちは無くならないのですね。

心が痛みました。

         かしこ

 

 

  


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キッチンペーパーの単価

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拝啓、あなた様

キッチンペーパーが欲しくて、近所のホームセンターまで買いに行きました。
棚には、数個しか置いていなくて「お一人様1個まで」の貼り紙がしてあります。
トイレットペーパーから始まって、いくつかの紙製品が品不足になっていますよね。

職場でも、キッチンペーパーが残り少なくなってきたので、近所の100円ショップへ買い求めに行きました。
普段は、この店で2個入り100円のキッチンペーパーを買っています。
いつもなら、2種類のキッチンペーパーが置いてあるのですが、あらあら。
どちらも、在庫がゼロです。

仕方がないので、近くのドラッグストアに行きました。
おや!
在庫があるじゃないですか。
しかも4個入りで150円。
1個当たりの単価で言えば、100円ショップより安いとは。

何でも100円ショップの方が安いと勘違いしてはいけませんね。
品不足に関わらず、この商品に関しては、こっちのお店で買うことにしようと思いました。

         かしこ

 


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梱包上手さん

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拝啓、あなた様

職場で、段ボール箱に書類を詰め込む作業に取り掛かりました。
その際、手際よく段ボール箱を組み立ててくれる方がいます。
ガムテープもピチッと、まっすぐに貼ってくれます。

「上手ですねえ」と声をかけると、その方が言うのです。
「わたし、梱包検定2級を持っているんです」と。

ほう!
どうりで、上手なはずだわ。
さすだがねえ。

と、感心していると「あははは、信じないでくださいよー」と言われました。
「そんな検定があるのかどうかも知らないですし、そんな資格は持ってないですよ」

うふふふ。
あらまあ、からかわれたようです。
うまい冗談でした。
すっかり信じてしまいましたよー。

後日、ネットで調べてみたのですが、「梱包検定」というのは見つかりませんでしたが、「工業包装技能士」という資格はあるようです。
国家資格の技能検定制度の一つだそうです。

世の中には、すごい技能を持った方がいるのですねえ。

         かしこ



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ガーゼのハンカチ

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拝啓、あなた様

「ハンカチマスク」というものを知りました。
ミシンも手縫いも不要です。
準備するのは、ハンカチとゴムだけというハンカチマスクです。

ハンカチーフ、スカーフ、マフラー等の製造・販売を行う川辺株式会社さんが「ハンカチマスクの作り方」を紹介されています。

折るだけなので、わたしにでも作れそうです。
ただ、50センチ四方のハンカチというものが、手元にはありません。
もっと小さいサイズのハンカチでもできるのでしょうか。

先日、布製のマスクを買ったときのことです。
お店の方が、ガーゼをはさんで使うと良いとおっしゃっていました。
そのことを友達に話したら、「ガーゼも不足していて売っていないよ」と言われました。
そっかー。不足している物が多いのねえ。

そして知ったのがハンカチマスクです。
これは、ガーゼをはさむことなく、繰り返し洗濯して使うようです。

この前、ガーゼのハンカチをプレゼントしていただきました。
そのハンカチの肌触りがとてもよかったのです。
何とかあのガーゼハンカチをマスクができたらいいのに。
でも、サイズは50センチ四方もありません。
何とか、小さいサイズというか、普通サイズのハンカチをマスクにできる方法はないかしら。

        かしこ



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冬物から春物へ

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拝啓、あなた様

今日は、冬物のマフラーやストールを洗濯しました。
これから先、襟元が寒いなと思ったときも、春物のストールで十分かな。
そう思って、冬物は片づけようと思いました。

きのうは、東京で桜の開花宣言がされたそうですね。
桜の季節がやってきますねえ。
街が桜色に染まる日も近いです。

            かしこ


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小説と現実と正義の味方

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拝啓、あなた様

数週間前に、「今、『クジラアタマの王様』を読んでいます」というメールをいただきました。
クジラアタマの王様」は、昨年の7月に発売になった伊坂幸太郎さんの本です。



「この本の中に、今のコロナの状況が書かれていてびっくりしました」
と、メールは続きました。

そうなんですよね。
「クジラアタマの王様」の中には、鳥インフルエンザが流行する話が出てくるのです。
世の中がパニックになる様子や、ワクチンを手に入れる様子も描かれています。
今の世の中を描いているかのようです。

今日、ネットで「高崎映画祭プロデューサーから皆さまへ」という公式サイトのニュースを読みました。
そこには、伊坂幸太郎さん原作の、映画「フィッシュストーリー」のことが書かれていました。
高崎映画祭プロデューサーの志尾睦子さんは「私はこの『フィッシュストーリー』に再びの勇気と教えをいただいた気がしました」と書かれています。

映画の「フィッシュストーリー」は、伊坂幸太郎さんの「フィッシュストーリー」に「終末のフール 」のエピソードが加えられた構成になっています。
「終末のフール」は、8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する、と発表されてから5年後の物語で、今のコロナウイルスの状況と、重なる部分もあるかもしれません。

伊坂幸太郎さんの小説を読んだ時や映画を観た時は、それが現実のものとなるとは、想像もしていませんでした。
でも、こうしてコロナウイルスの影響で、様々な予想もしていなかったことが起きた今、伊坂幸太郎さんの小説が、現実になるのか?と思えてきます。

もし、小説が現実と重なるのであれば、恐れることはないはずです。
小説の最後は、救いがあるのですから。
現実だって、きっと、ホッとできる日が来るはずです。
もう一度、これらの本を読んで、安心と癒しと温かさを感じたくなりました。
あわせて、正義の味方の登場も希望します。
 

  

         

           かしこ



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布製マスクを買いました

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拝啓、あなた様

通勤途中に、商店街を歩きます。
その商店街には、数店のドラッグストアがあります。
チラっと覗くのですが、マスクがある様子は全くありません。
ところが、きのうの朝、開店準備をされているあるお店の店頭に、布製マスクを発見!
思わず「あっ、マスク!」 と声に出してしまいました。

開店準備をされている高齢の店主さんが、「すぐに売り切れてしまうんですよ」とおっしゃいます。
そこに並んでいる物も5点ほどしかありません。

マスク不足は、いつ解消するかわからないので、布製マスクが欲しいと思っていたところです。
不器用なわたしは、自分で作るという選択肢はありませんし。

「ひとつください」
「どれにしますか?」
「これをください」と、一つのマスクを指さしました。
「これは、ミシンで縫っているから330円です」

ミシン?
どう見ても、手縫いのような縫い目が見えるのですが。
まあ、そんなことはどちらでもいいことです。
ミシンでも、手縫いでも構わないので、これをくださいという思いでした。

すると、その店主さんが、「あら、ごめんなさい」と謝られるのです。
えっ?
「これは、手縫いです。わたしが縫ったものです」
「そうなんですね。」
「手縫いなので、300円です」

おや。ミシンと手縫いでは値段が違うのですか。
うふふふ。
どちらにしても、わたしにとってはありがたいマスクです。
作ってくれて、そして、販売してくれて、ありがとうございます。

           かしこ
      


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