「無事故で終われ！」がおもしろい

拝啓、あなた様

先日手に入れた、本屋さんで無料配布されている、伊坂幸太郎さんの小冊子を楽しんでいます。

「無事故で終われ！」というタイトルの物語です。
ポストカードサイズぐらいの小冊子なので、バッグの中にいれても邪魔にならないし、電車の待ち時間などのちょっとした空き時間に読めるし、優れものの小冊子です。
表紙の絵も可愛いくカッコいい少年が描かれていて素敵です。
何より、何度読んでもおもしろいです。

この23ページという短い物語の中であっても、伏線回収というか、つながりを見せてもらえるのです。
9ページの半ばまでは、共通の物語なのですが、そこから「A」と「B」の物語に分岐するという仕掛けになっています。

わたしは、まず「A」を読んでから「B」を読み始めました。
「B」を読み進めると、あれ？これどこかで読んだことのあるエピソード？と思える場面に出会います。
もう一度「A」を読み返すと、あれ？これって「B」に出てきた？
あれあれ、共通のあれにつながる？

そういうことかー。
うまいなー。
今回も伊坂幸太郎さんに、「参りました」と申し上げたいです。

　　　　　　　かしこ 

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ギャングのスペシャルカバー

拝啓、あなた様

伊坂幸太郎さんのギャングシリーズが、3カ月連続スペシャルカバーになっています。
10月は「陽気なギャングが地球を回す」でした。
11月は「陽気なギャングの日常と襲撃」です。
12月は「陽気なギャングは三つ数えろ」の予定です。

今年は、伊坂幸太郎さんの20周年ということもあり、スペシャルカバーが続々と出ていて面白いです。
このギャングシリーズ以外にも、死神シリーズや、砂漠や、キャプテンサンダーボルトなど、新しいカバーを楽しませてもらっています。

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会話についていけない仕組み

拝啓、あなた様

高齢のお父様が、ガラケーをスマホに変えてから、電話もかけなくなったという話を聞きました。 
「できない、できないと言って、触ることもしなければ、人との会話にすらついていけなくなるよ」とお父様に言っているのだそうです。

高齢のお父様の話だと思って聞いていたのですが。
あらまあ、わたしのことじゃない？と実感する場面に遭遇しました。

わたしを含め、3人で会話をしていた時です。
一人が、LINEの広告通知がたくさん来るという話をしました。
すると、別の一人が、なぜだかブロックしても来ることがあるよね、と返します。
その内容で、しばらく二人が会話をしており、わたしだけがぽかんとしていました。
話の意味がよくわからなかったからです。
そこで、おそるおそる質問してみました。

ねえねえ、わたしには一度も広告通知が来たことが無いんだけど、どうして？

ああ、それはね。
と、説明をしてもらったところ。
理由のひとつは、わたしがスタンプを買ったことが無いからというものでした。
ええ、ええ。そうです。
確かにわたしは、絵文字もスタンプも使いません。文字のみです。
ふむ、ふむ。なるほど、なるほど。そういうことですか。
おかげ様でLINEの仕組みが理解できました。

併せて「会話についていけない仕組み」も理解しました。
こんなわたしに、丁寧に説明をしてくれる、若い人に感謝です。

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スタバのアイスも飲める紙カップ

拝啓、あなた様 

あれ？何か違う。
スタバに行って、ホットのラテを注文した時、カップがいつもと違うので、あれ？と思ったのです。
気のせい？
何かつるるつした感じで、紙のようなプラスチックのような、その中間のような、不思議な素材なんだけど。

お店の方にお尋ねしました。
「カップが変わりました？」
「ええ、アイスも飲める紙カップなんです」

へーっ、そうなんですね。
今まで、ホットは紙カップ、アイスはプラスチック製カップでしたよね。
それが、どちらを注文しても同じカップになるのですね。
スタバさんのサイトによると、2021年2月には全店舗でこのカップになるそうです。

世の中は、エコな取り組みが進みますね。

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おいしい料理と楽しい時間

拝啓、あなた様

食べたことのない味に出合えました。
おいしいフレンチのお店でごちそうになったのです。

特にこれが欲しいと思うモノはないけれど、おいしいモノは食べたいと思う。

ごちそうしてくださった方が、そうおっしゃいました。
以前は、こだわりのあるモノがあったそうです。
お気に入りのそれを手に入れることがうれしい時期もあったけど、今は、そういうこだわりが減ってきたのだそうです。
ただ、おいしいモノを食べたいと思う気持ちは増してきたと。

欲しいモノを手に入れるのも幸せ。
おいしいモノを食べるのも幸せ。
幸せの形はいろいろです。

今日のわたしは、おいしい料理と楽しい時間に出合えて幸せでした。

　　　　　　　　　　かしこ

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まずは行動を起こす

拝啓、あなた様

スポーツジムに通っている方のお話を聞く機会がありました。
そのジムに通い始めて2年が経過するそうです。
それ以前に、別のところに通ったけど続かなかったと。
「その違いは何ですか？」とお尋ねしました。

もちろん内容が自分に合うかどうかは決め手の一つなんだけど、それだけでは続かないのだと。
続けるためには、場所と料金が大事なポイントだと教えてくれました。

具体的なお話を聞かせてもらい、うん、うん、そうだわ！と納得です。
スポーツジムに限らず、おけいこ事をする時に共通する話だと思いました。
そして、自分に合う所を1回で見つけることはできないとも感じました。
ネットの口コミも参考になるけれど、やっぱり自分で行ってみないとね。
まずは行動を起こすことが大事なようです。

　　　　　かしこ

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特別小冊子「無事故で終われ！」を読みました

拝啓、あなた様

伊坂幸太郎さんの「陽気なギャングが地球を回す」に続いて「陽気なギャングの日常と襲撃」がデビュー20周年記念スペシャルカバーになっているので、それを求めて本屋さんへ行きました。
（祥伝社 文芸出版部様のツイッターはこちらです）

ところが、今日、わたしが行った本屋さんには置いていませんでした。
ざんねーん。もうしばらく様子を見ることにしよう。
と、小さくしぼんだ気持ちで店内を歩いていると。
あらまあ、こんなにうれしいものが！
わくわくするものを見つけました！

伊坂幸太郎デビュー20周年＆『逆ソクラテス』続々重版 大ヒット記念

そう書かれた小冊子です。
伊坂幸太郎さんによる完全新作書き下ろし短編が収録されているとあります。
タイトルは「無事故で終われ！」
無料でいただけるとのことでしたので、ありがたくいただいて帰りました。

帰宅して、早速読みました。
わおっ！
何と贅沢なことでしょう。
こんなに小さな冊子で、2度も楽しめる仕掛けです。
「この物語は途中で分岐します」とあるのです。
AとBの二つの物語。
どちらもいいなあ。
ちょっぴり今のコロナ禍のことを考えさせられる言葉が出てくるところは、まさに最新作という感じです。

伊坂幸太郎様、おもしろいお話をありがとうございました。

　　　　　　　　かしこ

2020年11月1日追記
集英社文芸書様のツイッターによると、この小冊子は、本日11月1日から全国で配布されるそうです。
わたしは、たまたま1日早く手に入れることができたようです。
どうぞ、あなた様も本屋さんへお出かけください。
特別小冊子が配布されている書店様については、こちらの特別サイトからご覧になれます。

　　

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